1975年生まれ。26歳で松本工務店に転職しました。本社で技術営業に従事する山中常務、藤本部長とは同年代です。2016年春より、難波御堂筋の大型ホテル新築工事の職長を任されています。(2019年秋竣工予定)
現案件での当社の役割
現在担当している案件は、お施主様が株式会社ベルコ様、設計を隈研吾建築都市設計事務所、工事施工は鹿島建設株式会社となります。大阪難波のランドマークであった新歌舞伎座跡地に地下1階・地上19階の都市型ホテルを建設する工事で、低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザインが採用されました。
プレスリリース:https://kyodonewsprwire.jp/release/201603299332
当社は一次下請け業者として、仮囲い工事、土木工事、鉄骨工事、タワークレーンを立てる機械工事、各階のコンクリート打設工事、足場仮設工事を担い、工事の初めから終わりまで、専門工事業者の業務を包括的に下支えしています。
私の役割
私は鳶土工の職長を務めながら、仕上や設備の専門工事業者の職長で組織する職長会の会長も任されています。現場には鉄筋工、左官工、設備工など様々な職方が入り、それぞれに職長がいます。現場の工程などを調整しうまく回していくため、各職長が集まる職長会が必要になります。そこで会長になるのは大体がとび工の職長です。とび工は現場に最初から最後までいるので、現場を最も知っている立場にあるからです。陣容としては当社から20名前後、協力会社を交えると100名規模になります。
業務遂行のポイント
職長として常に気をつけていることは、まず安全。コミュニケーション、コスト管理などあげていったらキリがないですね。また職長会の会長を務めていることから、自分のところだけでなく、常に他職の職方にも声がけをして、大きな現場でもみんなが一体になって、気持ち良く仕事できるように配慮しています。会社の若い職方を育てるうえでは、メリハリを大事にしています。厳しく言うところは厳しくしても、成長は誉めてモチベーションを上げる指導をして、そしてまた仕事終わりには楽しい雰囲気をつくる。私は現場が好きなのですが、若い子にも仕事の 面白さ、やりがいを感じてもらって、どんどん成長して欲しいと思います。